IRIAM(イリアム)で活動準備中のVライバーが行っている「立ち絵公開チャレンジ」というものを皆さんご存知でしょうか。
みなさんもX(旧Twitter)で「#立ち絵公開チャレンジ」というハッシュタグとともにポストしている準備中Vライバーを見かけたことがあるかもしれません。
IRIAM(イリアム)での活躍を目指すVライバーが、自身の立ち絵を段階的に公開することでフォロワーを獲得し、注目度を高める戦略として活用されています。
本記事では、立ち絵公開チャレンジはどの様に行うのは、そのメリット・デメリットを解説するとともに、チャレンジを行う上で押さえておきたい「絵師さんへの許可」や最新の傾向などについても触れていきます。
IRIAM(イリアム)の「立ち絵公開チャレンジ」とは?
立ち絵公開チャレンジとは、Vライバーが配信デビュー前に自分のキャラクター(立ち絵)を徐々に公開していくプロモーション企画のひとつです。
以下の画像を見るとイメージがわきやすいかと思います。
(実際に行う場合はもっと背景とかこだわりましょう)
このように、X(旧Twitter)のいいねやIRIAM(イリアム)のフォロワー数などをハードルとし、それを達成したら該当する部分のシルエットが外れていくという仕組みです。
シルエットの作り方はこちら
上の画像だと
- X(旧Twitter)で200いいね達成で足元公開
- X(旧Twitter)フォロワー400人達成で顔の下半分を公開
- IRIAM(イリアム)フォロワー500人達成で顔の上半分を公開
となります。
立ち絵公開チャレンジは、X(旧Twitter)で「#立ち絵公開チャレンジ」のハッシュタグを付けてポストする形で多く拡散されており、IRIAM(イリアム)の準備中ライバーの間でも定番のプロモーションになりつつあります。
IRIAM(イリアム)で「立ち絵公開チャレンジ」するメリット
「立ち絵公開チャレンジ」にはどんなメリットがあるでしょうか。
①X(旧Twitter)やIRIAM(イリアム)のフォロワーが集まりやすい
IRIAM(イリアム)リスナーは、新しくデビューするVライバーの姿を早く見たいものです。
そのため、立ち絵公開チャレンジに設定した「X(旧Twitter)いいね・フォロワー数」「IRIAM(イリアム)フォロワー数」などに貢献しようと積極的に反応をくれたり、フォローしてくれたりします。
X(旧Twitter)のRP数やいいね数を含めることが一般的なので、X(旧Twitter)でより多くの人の目に触れ、そこからさらに「X(旧Twitter)いいね・フォロワー数」「IRIAM(イリアム)フォロワー数」が増えていきます。
②リスナーが「古参」という感覚を得られる
活動を始めたばかりのVライバーを、初めから応援したいというリスナーも少なくありません。「立ち絵公開チャレンジ」をすることで、リスナーはVライバーを”デビュー前から”応援することになり、Vライバーに対する思い入れも強くなるでしょう。
そうなれば、配信を始めた後にもそのリスナーが頻繁に配信に来てくれたり、より熱を入れて応援してくれるようになるかもしれません。
③デビューまでの過程をコンテンツ化できる
立ち絵公開の過程自体がコンテンツとして成立し、SNSの継続的な運用がとてもやりやすくなります。
単純に立ち絵公開を行うだけでなく、それ自体をコンテンツとして運用することで「みんなで楽しみながら自分を知ってもらう」運用が可能です。
IRIAM(イリアム)で「立ち絵公開チャレンジ」するデメリット
「立ち絵公開チャレンジ」にはメリットばかりでなく、デメリットも存在します。
本当に「立ち絵公開チャレンジ」をすべきかどうかは、しっかり考えてたほうがよいでしょう。
①デビューが遅れる可能性がある
当然ですが、「立ち絵公開チャレンジ」を達成する前に、配信デビューをすることはできなくなってしまいます。
達成できないと、いつまでたってもデビューできません。ハードルの設定を間違ってしまうと、それが非常に大きな障害となってしまいます。
Vライバー「立ち絵公開チャレンジ達成がまだだけど、デビューしちゃいました!」
リスナー「いや、配信で丸見えなってもーとるがな…」
IRIAM(イリアム)では「ラジオ配信」という方法もありますが、初配信はやはり姿を見せて配信した方が注目度は高くなります。
②モチベーションが下がってしまう
「立ち絵公開チャレンジ」をしていても、アピールが苦手でPRの方法が適切でなかったり、画像作成がうまくいかずリスナーに「見たい」と思わせられなかったりした場合などは、なかなかチャレンジを達成できません。
そうなると、デビューする前からなんとなくやる気をそがれてしまう、ということも考えられます。
Vライバー「どうせ…誰も興味ないんだ…」
ひとたび配信を始めれば、とても魅力的なトークや歌を見せることができるはずなのに、それをしないまま心が折れてしまうのは非常にもったいないです。
うまくPRする自信がない、あまり運用の時間が確保できない、という場合は、立ち絵はすぐに公開してしまって、早く配信デビューを知ったほうがよいかもしれません。
絵師さんとの著作権・利用範囲のすり合わせは必須
立ち絵公開チャレンジを行う際は、絵師さんに必ず「シルエットに加工して立ち絵公開チャレンジをしたい」「立ち絵公開チャレンジ企画で立ち絵の一部を切り出す編集を行いたい」などの許可を取りましょう。
立ち絵には著作権があるため、無断で改変・加工・公開を行うことは避けるべきです。
また、いただいたラフを公開することは絶対に止めましょう。
ラフは「全体イメージの確認用」であり、公開するためにあるものではありません。
逸る気持ちも分かりますが、守るべきものを守り、正しい知識を持って立ち絵公開チャレンジを行いましょう。
Vライバーとしての長期的な活動を見据えるうえで、非常に重要なポイントです。
まとめ
今回は「立ち絵公開チャレンジ」の説明と、メリット・デメリットについて紹介いたしました。
デビュー前には「たくさんの人に見てもらいたい」という気持ちが特に強くなるものです。
「周りがやっているから」と流されるのではなく、自分に合った「デビューまでの道筋」をしっかり見極めていきましょう。