「IRIAM(イリアム)の配信を見てみたいけれど、コメントをするのは緊張する」
「作業中にラジオ感覚で流し聴きしたいけれど、マナー違反にならないか心配」
Vライバー配信アプリ「IRIAM(イリアム)」を楽しんでいる方の中には、このように感じている方も多いのではないでしょうか。
IRIAM(イリアム)といえば、Vライバーとリスナーがコメントを通じてリアルタイムに交流するのが醍醐味の配信アプリですが、必ずしも常にコメントをし続けなければならないわけではありません。
ただし、一切コメントをしないというのがデメリットになってしまうことも…
そこで今回は、コメントをせずに視聴するスタイル**「ROM専(ロムせん)」**について詳しく解説します。
ROM専の意味やメリット・デメリットを理解することで、無理なく自分のペースでIRIAM(イリアム)を楽しむヒントが見つかるはずです。
これからIRIAM(イリアム)を始める方も、少しコメント疲れを感じている方も、ぜひ参考にしていただければと思います。
IRIAM(イリアム)のROM専とは?
まずは、IRIAM(イリアム)における「ROM専」という言葉の定義を知っておきましょう。
◯ROM専の意味:本来は「Read Only Member」
「ROM専」とは、インターネットスラングの一つで、「Read Only Member(リード・オンリー・メンバー)」の頭文字を取った言葉です。元々は掲示板などで「書き込みはせず、読むだけの利用者」を指していました。
これがライブ配信アプリであるIRIAM(イリアム)では、「配信枠に入室して視聴はしているが、コメントやアイテム投下などのアクションを行わないリスナー」のことを指します。
「見る専」「聴き専」と呼ばれることもあります。
◯IRIAM(イリアム)でのROM専とは
IRIAM(イリアム)は、Vライバーとリスナーの距離感が近く、コミュニケーションがメインコンテンツとなる配信アプリです。
そのため、「コメントをしてなんぼ」という空気感があるのも事実。
しかし、全てのリスナーが常にコメントをしているわけではありません。
以下のような理由で、ROM専スタイルをとるユーザーも数多く存在します。
- 作業中・移動中・寝落ち前で手が離せない
- 推しの声をBGMとして聴いていたい
- コメントの流れが速すぎて入れない
- 精神的に疲れていて、誰かと会話をするのが億劫
- 初見の枠で、まずは様子見をしたい
IRIAM(イリアム)には数多くのVライバーが活動しており、その楽しみ方は人それぞれです。
「ROM専」は決して悪いことではなく、一つの視聴スタイルと言うことが出来ると思います。
プロフィール名や名前に「@ROM」などと記載して、Vライバーに「今はコメントできません」と意思表示をしているユーザーも珍しくありません。
IRIAM(イリアム)でROM専するメリット
では、積極的にコメントによる交流を行わず、あえてROM専としてIRIAM(イリアム)を利用することに、どのようなメリットがあるのでしょうか。
1. 別作業をしながら「ラジオ感覚」でBGMとして聴ける
最大のメリットは、「ながら聴き」ができるという点です。
IRIAM(イリアム)を利用しているユーザーの中には、仕事や勉強、家事、あるいはイラスト制作などの作業中に、誰かの声を聴いていたいというリスナーが多くいます。
コメントをするためには、作業の手を止め、画面を見て文字を入力する必要があります。
しかし、ROM専であればその必要はありません。
スマホを置いておくだけで、推しのVライバーの声や、枠の楽しげな雰囲気をラジオのように楽しむことができます。
特にIRIAM(イリアム)は「低遅延」が特徴のアプリですが、音質の良さにも定評があります。
お気に入りの声質のVライバーを見つけ、その声をBGMにすることで、作業効率が上がったり、リラックスできたりするのは、ROM専ならではの贅沢な使い方です。
2. リスナー同士の人間関係や「しがらみ」から解放される
IRIAM(イリアム)はコミュニティ要素が強いアプリです。それが魅力である反面、長く続けていると「リスナー同士の人間関係」に疲れてしまうこともあります。
- 常連リスナー同士の挨拶や会話に入らなければならない雰囲気
- 古参リスナーへの配慮
- 「コメントを読んでもらえなかった」というモヤモヤ
ROM専として徹していれば、こうした「しがらみ」とは無縁でいられます。
「挨拶を返さなきゃ」「面白いコメントをしなきゃ」というプレッシャーを感じることなく、純粋に配信コンテンツそのものを客観的に楽しむことができます。
「推し活はしたいけれど、人間関係のトラブルには巻き込まれたくない」という方にとって、適度な距離感を保てるROM専は非常に合理的なスタイルです。
3. 推しに深く認知されず、自分のペースで応援できる
「推しに認知されたくない」というのも、一つの立派なファン心理です。
- 「自分の存在をアピールしたいわけではなく、ただ活動を見守りたい」
- 「名前を呼ばれると恥ずかしい」
- 「ガチ恋営業や、過度なファンサービスを求めていない」
このように考えるリスナーにとって、ROM専は心地よいポジションです。
コメントをしなければ、Vライバーとの双方向のコミュニケーションは発生しません(入室ログに対する反応などは除く)。
また、名前を「ROM専@作業中」などに設定しておけば、理解してくれるVライバーであれば無理に話を振ってくることもありません。
自分のペースを崩さず、静かに、しかし確実に配信の「同接数(同時接続者数)」という数字で貢献することができます。
IRIAM(イリアム)でROM専するデメリット
一方で、IRIAM(イリアム)というアプリの仕組み上、ROM専には明確なデメリットも存在します。
特に「応援」や「機能制限」の面で損をしてしまう可能性があるため、以下の点は必ず理解しておきましょう。
1. 「ファンバッジ」の獲得が難しくなる
IRIAM(イリアム)には、Vライバーへの応援の証として「ファンバッジ」という機能があります。
ファンバッジを獲得すると、名前の横に星マークがつき、そのVライバーのコミュニティにおけるステータスとなります。
しかし、このファンバッジの獲得条件には、多くの場合「コメント数」が含まれています。
例えば、最も難易度の低い「★1バッジ」であっても、『最低25コメント以上』という条件を満たす必要があります。
ファンバッジについての公式FAQがこちら
このように、「全くコメントをしない完全なROM専」の場合、どれだけ長く視聴しても、どれだけギフトを投げても、ファンバッジを獲得できないケースがほとんどです。
ファンバッジはVライバーにとっても「自分の枠の盛り上がり」を示す、Vライバーにとってとてもありがたい指標のため、ファンバッジで応援を示したい場合は、最低限の「挨拶」や「キラコメ(絵文字だけのコメント)」が必要になります。
2. 「盛り上がりスコア」への貢献度が低くなる
IRIAM(イリアム)のホーム画面で上位に表示される(=多くの人の目に留まる)ためには、「盛り上がりスコア」という数値が重要になります。
このスコアは複雑な計算で算出されますが、一般的に以下の要素が影響すると言われています。
- ギフト
- コメント数・人数
- スター
- 視聴時間
- ファンバッジ所持数
ここで重要なのが、「コメント」がスコア上昇の大きな要因の一つであるという点です。
ROM専として視聴し、スターを押し続けることでも一定の貢献(応援ポイントへの加算など)は可能ですが、コメントが活発な枠に比べると、どうしても盛り上がりスコアへの貢献度は低くなってしまいます。
「推しVライバーを有名にしたい」「ランキング上位に押し上げたい」という熱い気持ちがある場合、ROM専というスタイルは少しもどかしく感じるかもしれません。
3. Vライバーとのコミュニケーション・認知は諦める必要がある
当然のことですが、コメントをしない以上、Vライバーと会話することはできません。
IRIAM(イリアム)のVライバーの多くは、リスナーの名前を呼び、コメントを拾い、会話を広げることで配信を作っています。
- 「○○さん、いらっしゃい!」
- 「今の話、どう思う?」
といったVライバーからの投げかけに対し、反応を返さないのがROM専です。
そのため、Vライバーから「よく来てくれる人」として認知されることはあっても、「どんな人で、何を考えているのか」まで理解してもらうことは難しくなります。
また、一部のVライバーや枠のルール(ローカルルール)として、「無言入室禁止」や「挨拶必須」を掲げている場合があります。そうした枠では、ROM専であることが歓迎されず、居心地の悪い思いをする可能性があることも心に留めておく必要があります。
まとめ
今回はIRIAM(イリアム)における「ROM専」について、その定義からメリット・デメリットまでを深掘りしました。
- ROM専とは、コメントをせずに視聴のみを楽しむスタイルのこと。
- 【メリット】 作業用BGMとして優秀、人間関係のトラブル回避、適度な距離感で楽しめる。
- 【デメリット】 ファンバッジが取れない、盛り上がりスコアへの貢献が限定的、Vライバーとの深い交流は不可。
IRIAM(イリアム)は「コミュニケーション」が魅力のアプリですが、楽しみ方はユーザーの自由です。 「今日は疲れているからROM専で癒やされよう」 「このVライバーさんは特に応援したいから、今日は頑張ってコメントしよう」 というように、その日の気分や目的に合わせて使い分けるのが、長く楽しくIRIAM(イリアム)を続けるコツと言えるでしょう。
また、もし「ROM専だけど応援したい」という場合は、プロフィール名に「ROM」と入れつつ、入室時の「スター連打」や、余裕がある時だけの「プチギフト」などで気持ちを伝えることも可能です。
無理に周りに合わせる必要はありません。あなたにとって一番心地よい距離感で、IRIAM(イリアム)の配信を楽しんでみてください。
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